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4/16 Spring Stampede 2017試合結果レポート此花区民ホール 観衆116名

 

①■タッグマッチ30分1本勝負 

○兼平大介&石田慎也 vs 大谷譲二&阿部史典× (10:41 腕ひしぎ逆十字)

 

名古屋と東京から次世代を担う4人が集ったオープニングマッチ。阿部のラッシュから大谷との連携に捕まったかのように見えた兼平だったが、走りこんできた阿部の一瞬の隙を見て腕を取り素早く腕ひしぎ逆十字へ移行し阿部からギブアップをもぎ取った。それぞれの持ち味が存分に出たフレッシュな第1試合となった。

 

 

②■菅沼変幻シリーズ&上野友暉 試練の10番勝負シングル

マッチ30分1本勝負 ×上野友暉 vs 菅沼変幻X(守屋修)○

(7:27 パワーボム)

 

上野試練の10番勝負、第4の試練は毎回誰かしらに変幻してくる「菅沼変幻」とのシングル。雷鳴轟く中登場してきたのは、上野の所属団体であるJ2000の代表・守屋選手に変幻した菅沼。上野は困惑の表情を浮かべながらゴング。菅沼は守屋の動きを完全コピーしており本家守屋の最新の技である二段階式のダイビングエルボーなども次々と決まって上野は終始戸惑い、試合は完全に「守屋修」のペース。最後は本家守屋の得意とするパワーボムで上野はマットへ沈んだ。試合後のマイクで上野は「やはり守屋さんは強かった。いつか守屋さんを越えれるよう頑張ります!!!」と力強く誓った。

 

 

③■6人タッグマッチ30分1本勝負 マシーンズvs久保田家

VKFマシーンズ1号 2号○ 3号vs ヤス久保田&ヒデ久保田&ミヤ久保田(MIYAWAKI)×(12:30 スモールパッケージ)

 

ヤル気満々のセコンド・四男?キク久保田(菊池悠斗)と共に久保田家が登場。首4の字固めの数珠繋ぎなどお馴染みのムーブで賑やかな展開だったが3号が捕まりがちになる。しかしマシーンズの連携は抜群、2号のトペコンヒーロをかわきりにトレインなど次々と決め3人での低空ドロップキックがMIYAWAKIに炸裂し勝負あったかに見えたがヤスがレフェリー秀美の足を引いてリングは一時レフェリー不在となってしまう。ここぞと2号を捕まえやりたい放題の久保田家だったが突然キク久保田がリングへ上がりキク久保田にMIYAWAKIのミサイルキックが誤爆。2号はすかさずMIYAWAKIを丸め込み勝負あり。

試合後「マシーンズ勝ったぞー!!これで一対一だ!決勝戦やるぞ!!」とはしゃぐ2号に対し、久保田家はなぜか引き気味に「もういいよ…お前ら強〜い」とつれないそぶり。それを聞いたキク久保田は納得が行かず「やりたいって言ってるじゃねーか!久保田家こんなもんじゃねーだろ!!てか俺にも試合させろ!!」と主張。ヤスが呆れた顔で「温度差がすごいからもう菊池家とマシーンズでやってくれ」と去ってしまった。果たして菊地家vsマシーンズは実現するのか?

 

 

 

④■シングルマッチ30分1本勝負 

×エイサー8 vs SUGI○

(9:26 スワンダイブ式ファイヤーバード)

 

お互いを探るように静かに始まったシングルは、SUGI持ち前の類いまれなる身体能力の高さが徐々に見え隠れするが序盤はエイサーがややリード。6分過ぎ、ギアを入れたSUGIが場外のエイサーへケブラータ。しかしリングへ戻ったエイサーはコーナーへダブルニー→RKOとエイサー必勝パターンへ持ち込み、すかさずカナディアンの体制でSUGIを持ち上げたが嫌ったSUGIは丸め込みの連続で攻め返す。続けてエイサーがSUGIの死角となる後方からのダブルニー、カウント2.9。SUGIがライトニングストラックからスワンダイブ式のファイヤーバードを華麗に決めて3カウント。ジュニア界の華・SUGIはこの先のVKFマットへの継続参戦が決定した。

 

 

 

⑤■タッグマッチ60分1本勝負

 ○ディック東郷&ゴア&ツバサ vs 藤田峰雄×&谷嵜なおき&政宗

(18:15 セントーン→片エビ固め)

 

東郷組は政宗にターゲットを絞り連携を決めていく。10分過ぎてようやく谷嵜にタッチが成功したが藤田こだわりの急所攻撃が谷嵜に誤爆、ならばとツバサをコーナーへ据えまたも急所を狙うが失敗。中盤は試合巧者6人らしいめまぐるしい展開で会場の熱を上げていき、藤田の急所が東郷に見事ヒット、コーナートップからスワントーンを狙う藤田だったがロープを揺らされロープで股関を打ってしまい東郷軍は形成大逆転に成功。藤田→谷嵜→政宗と3人をマットに重ねて、ツバサがムーンサルト、ゴアのスプラッシュ、残った藤田へ東郷がセントーンで決めた。

ゴアはマイクを取り客席へ「お前らに報告がある」とユニット名が決まったことを切り出す。東郷・ゴア・ツバサのユニット名は「ケルベロス」、3つの頭を持つ地獄の門の番犬から命名された。のちにこのユニット名を考案したのはゴアであり、ゴアが懸命に考えたことが嬉しくて採用したと東郷は語った。強固な絆で結ばれた「ケルベロス」は、VKFマットを「面白くする」と宣言して去った。

 

 

⑥■シングルマッチ30分1本勝負

 ○入江茂弘 vs 織部克巳×

(12:47 ビーストボンバー→片エビ固め)

 

入江の凄まじいパワーと織部の重たい蹴りの見応えのあるセミファイナル。入江は所属団体DDTの「いつでもどこでも挑戦権」を腕に装着して堂々と入場、この試合で織部が勝てばこの権利が織部に移動してしまうため入江は負けられない。序盤に織部の蹴りが入江の後頭部へ入り入江のスイッチオン、100キロ近くまで体重を増やした織部を持ち上げコーナーへ叩きつける。そのままコーナーに織部を座らせると対角線いっぱい助走を付けた大暴走、織部2.9でギリギリ返すが隙を与えず入江の体重を乗せたビーストボンバーがヒット、これも織部はギリギリで返し粘るが立ち上がったところへ更に重い浴びせ式のビーストボンバーが決まり3カウント。試合後織部は納得が行かず何度も入江に再戦を要求、入江からの握手もはたき返し拒否。負けはしたが織部は「大阪の若手」を脱し、シングルプレイヤーとしての存在感を存分に発揮した試合となった。

 

 

 

⑦■タッグマッチ60分1本勝負 

金本浩二&冨宅飛駈 vs タダスケ&TORU

(19:14 アンクルホールド)

 

前回の金本vsツバサの試合後に金本への挑戦を表明したTORU、金本は「簡単にタイトルマッチ、シングルでやれると思うな」とタッグでの対決を提案し今回に至る。いわば金本によるTORUの査定マッチとなったこの試合。序盤、TORUはコーナーで金本の顔を踏み付けるなど挑発するも逆に金本の顔面ウォッシュをもらってしまい徐々にトーンダウン。いつもの生意気で勢いのある試合をさせてもらえない。金本は持ち前の鋭いソバットなども決めてアンクルホールドでTORUはギブアップしてしまう。金本のTORUへの査定結果はやはりまだシングルは認められないとの結果。

しかし「もう一度チャンスを与えてやる」と5月26日の新木場にてタッグでの再戦を認めた。次回5月26日新木場での金本のパートナーは既に参戦が発表されていた「ジュニアスターズ」の田中稔。ジュニスタというとてつもなく厚い壁を乗り越えなければならなくなった。TORUがリングを降りたと同時に「ケルベロス」ゴアのテーマがヒットゴア「金本浩二、TORUなんか相手してないでこの俺と戦え」と金本浩二の持つVKFのベルトに挑戦表明!!果たして王者金本に挑戦するのはTORUかゴアどちらだ!!

詳細が無事送信されました!

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